【体操】理恵、腰痛完治せず引退　キャスター転身へ

田中理恵(26)、ロンドン・オリンピック大会体操女子の日本の

代表（日体大教）が現役を引退することが16日、分かりました。

公式的な発表は17日に行なわれるでしょう。

また、19日に会見 を開いて報告されるでしょう。

今後は日体大の教師として後進の指導に携わりながらキャスタ

ー業等の芸能活動に向かって前進します。

上品な体操での世界を魅了した理恵が競技生活に終止符を打ち

ます。

関係のある人によれば、理恵は今月に入って日本体操協会に引

退届を提出します。

この日も関係各所を回って引退の報告をしました。

和歌山北高時代からの持病だった腰椎分離症の悪化を理由に今

季は休養しており 腰痛が治らないため競技生活にピリオドを打

つことを決定した といいます。

理恵は23歳のときに出場した10年世界体操(ロッテルダム)で、

華麗な演技をした選手に贈られる「エレガント賞」を日本人女

性で初受賞しました。

昨年の全日本の選手権およびNHK杯で初優勝し25歳と遅咲きで

オリンピック大会に初出場しました。

兄の和仁(28)=徳洲会=弟の佑典(24)=コナミ=と共に日本体

操界初の3人の兄弟代表として注目を浴びました。

ロンドンでは、団体総合の8位入賞に女性キャプテンとして貢

献しました。

美しい容姿はさらに注目の的になり、五輪後は芸能プロダクシ

ョンからのオファーが殺到していました。

彼女自身もスポーツの魅力を伝えるニュース・キャスタへの転

身に興味を示ており、今年の世界体操(アントワープ)では番組

ナビゲーターに挑戦します。

バラエティー出演もこなし、この年末年始も多くの番組に出演

する予定という。

20年東京オリンピック招致活動にも参加し、6月にスイスで行

なわれたプレゼンテーションでは英語で東京の魅力をアピール

しました。

開催都市を決定する9月のIOCの総会(ブエノスアイレス)にも招

致団の一員として駆けつけました。

20年のオリンピック大会では、体操の魅力を伝えるキャスター

として参加する可能性がありそうです。

理恵さんのキャスター楽しみですね！