論文一時は却下…かっぽう着の「リケジョ」快挙

公開日: : ニュース

世界に先立って、30歳の日本人女性が支配する国際的な調査

チームは、生物学の常識を逆にする発見をリリースしました。

 

理化学研究所発生の再生科学総合研究センター(神戸市)の小

保方(おぼかた)晴子さんが研究を着想してすら6年になります。

 

意表を突く簡単な手法で様々な組織に変化できる「STAP細胞」

を作ったとの論文は当初、一理由科学誌から「信じられない 」

と掲載を拒否されたが、日本のベテランの研究のメンバー の後

押しが成功ヘ導きました。

 

小保方さんは早稲田大学理工学部を2006年に卒業後に、高校

時代から憧れていた再生医学の研究を始めます。

 

この年、ips細胞(人工多能性幹細胞)を作製したと発表した山中

伸弥・京都大学教授の講演を聞き、研究に打ち込む決意を 強め

ました。

 

刺激で細胞を変化させるという今回の生花につながるアイデアが

浮かんだのは08年留学していた米国ハーバード大学のこ とでした。

実験で極細のガラス管にマウスの細胞を過すと、予想より多 く

の幹細胞が作られました。

 

「狭い場所を通り抜ける刺激がきっかけになったのではない か」

と発想を転換して研究を続けました。

 

しかしながら、米国の専門家にも共同研究を持ちかけても、 実績の

ない若手は相手にされません。

 

救いの手を差し伸べたのは10年、センターで研究中の和歌山 照彦・

現山梨大教授(46)だった。

 

世界初のクローンマウスを作った若山さんは、突然訪ねてき た小保

方さんの協力依頼に「初めは信じられなかったが、僕 がが証明する

ことができれば米国に勝てると思った」と応じ ました。

 

毒素を使ったり、細胞に栄養を与えず飢餓状態にしたり・・ ・・。

 

 

11年にセンター客員研究員になった小保方さんは実験を続け、 その

冬、若山さんと、STAP細胞からできた細胞を持つマウス を誕生させ

ました。

 

権威のある科学誌ネイチャーに論文を投稿したが、掲載は却 下され、

真さした研究者からは「細胞生物学の歴史を愚弄し ている」という

趣旨のメールも届いた。

 

肩を落とす小保方さんを、幹細胞研究の第一人者である笹井 芳樹・

副センター長(51)らが支援。

 

データは解析し直し昨年3月、論文を再投稿。掲載が決まり ました。

研究室のスタッフ5人は全員女性です。 研究室の壁はピンクや黄色

で、さらに好きなムーミンのキャ ラクターシールも貼っています。

 

仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽ着です。

「これを着ると家族に応援してもらっているように感じる」 と言い

ます。

 

理系の女子学生および女性研究者を指す”リケジョ”が注目さ れる中で

とびだした成果。

 

日本分子生物学会理事長の大隅典子・東北大学の教授(53)は 「発生生

物学は多くの女性研究者が活躍してきた分野です。

 

若手が見つけた小さな芽を、周囲の支援によって結実させた 点もすばら

しい」と喜んだ。

 

今後世界で激しい競争が予想されます。

「プレソッシャーを感じられますが、10年後、100年後の人 類社会への

貢献に意識して、一歩一歩進みたい」と決意を話 しました。

 

 

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