渡部暁斗が銀！ソチ五輪ノルディック複合

ソーチ冬季オリンピックのノルディック複合男子ノーマルヒル

個人決勝が、現地時間12日、当地のルスキエ・ゴルキ・ジャン

ピング・センターで行われ、日本の渡部暁斗（北野建設)が前

半のジャンプを2位で終えると、後半のクロスカントリーで4秒

差及ばず逆転Vこそならなかったものの順位を守り銀メダルです。

ノルディック複合競技の個人では、1994年にリレハンメル・オ

リンピック大会で河野孝典が銀を獲得して以来20年ぶりのメダ

ルとなった。

優勝は、ジャンプで1位だったドイツのエリック・フレンツェル

です。

また、そのほかの日本勢では渡部善斗(早稲田大学)が15位、永

井秀昭（岐阜日野自動車）が２２位、加藤大平（サッポロノル

ディッククラブ）が３１位に終わっている。

下記は競技終了後の渡部暁のコメントです。

■渡部暁「ラージ・ヒルでも勝ちに行きます」 「( 結果に関して)

2位という定位置だったので、僕らしいんじ ゃないですかね?(笑)

(レース前にフレンツェルと話しました?)一緒に逃げようと。

後ろが詰まって大きなグループになりそうだったので、協力し て逃

げようと話していて、僕の方がスキーが滑っていたので、 多めに引

っ張りました。

最後の上りは長めに仕掛けようと思っていたんですけど。そこ で試

みてみて、疲れてしまいました。

最後はいつも通りのどつりょくが出て、やっぱりこんな感じか なと。

でもバックからも来ていたので、バックを注意しながら、カー ブで

転ばないように、気をつけながら走りました。

(最後のロングスパートを狙っていた?)僕はそこしかチャンスが なかっ

たので。

最後までもつれこんだらエリックの方が強いから、思ったところ で仕

掛けて負けたので、悔いはないです。

メダルが取れたのは大きいです。これでようやく、翼が広げられ ると

いうか。

ここでメダルを獲得せずに話しても、ただの負け犬の遠吠えなの で、

ここで1個のメダルを獲得した後に、僕の目指しているもの を伝えら

れると思います。

(それは1994のリレハンメル大会以来のメダルですが?)すごく驚き ま

した。

20年間の間、本当にいろんな人がチームに入ったり出たりして、 引っ

張ってくれて、現在のチームがあるので、先輩方に感謝して います。

(次に、ラージヒル個人になりますが?金メダルを取るには?)エリ ック

より30秒ぐらい前にいることじゃないですか?(笑)でも、また ラージヒ

ルでも勝ちに行きます」